先日クラシック音楽の受賞(Edison賞)を兼ねた演奏とお話しの構成のTV番組に弦楽五重奏としてコンセルトへボウ管弦楽団のメンバーで演奏しました。
私はオランダのTVは殆ど見ないので、あまり番組のことは知らないのですが、司会の方がオランダでも有名らしく、人気のある番組のようでした。ドヴォルザークの弦楽五重奏、マーラー交響曲第五番からアダージェット、オランダの若手ヴァイオリニストのSimone Larsmaさんとの共演でした。
そういう訳で、ずっとスタジオの中でスタンバイ、TVというのは秒で決まっていることなので、はい、どうぞ、と言われて、すぐ演奏する難しさを感じました。またプロのメイクさんが担当してくれましたが、私とチェロ奏者の東洋人は、昔のアメリカ映画に出てくるアジア人のような濃いメイクになり、やってみなければわからないことが多々ありました。指揮者ハイテイング氏もいらっしゃいました。
インタビューでいつまで指揮を続けるか、と言われて「奥さんに訊いてください」と笑いを取っていました。 奥様はヴィオラ奏者だそうです。まだまだ元気でいてもらいたいです。